先日納めたヴェロッサ。

オーナーはまだまだ20代前半の前途有望な好青年。しかもサーキット走行が好きで、趣味は車だけと言う今時珍しい、だめな大人予備軍(ごめんねM君、笑)

そのヴェロッサ、全塗装と一緒にオーバーフェンダーを取り付けたいと言うご要望、しかも汎用品なので位置が決まりません。

こういう場合は遠くないお客様だと来てもらって一緒に位置決めをします。

そして完成したのがこの写真

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この写真ではわかりにくいのですがフロントのオーバーフェンダーがどう見てもアーチの山がずれて、傾いているんです。

お客さんと一緒に位置決めしたのですからまあ、いいといえばいいのですが折角高いお金を払ってやったのにこれではちょっとなあ、、、と思いながら納車をしたのです。

納車のときはお客さんも舞い上がっていますから一応そんな説明もしたのですが、ご機嫌で帰っていかれました。

ところがその夜、ラインでオーバーフェンダーの位置を何とかして欲しいと言う連絡が。

まあ予測はしていたのですがバンパーの部分でカットして加工しているので位置を変えるのは無理と思っていました。しかもお客さんと一緒に位置決めしたわけですから、責任ないといえば無いのかもしれません。

無理だとは思いながらも、ちょっと角度を変えるとかぐらいならやってみようと言うぐらいの気持ちで来て貰うことにしました。

そしてオーバーフェンダーを取り外してあーでもない、こーでもない、でもちょっと難しいよね~、なんて話していたらそこへ常連のMさん登場。

『社長、正解はこの位置でしょっ!』と、もっていたフェンダーを大きくずらして車に当てています。

『そうだけど、そうするとカットした部分が上手くつながんないし、ごにょごにょごにょ、、、』

『ここまでずらせばもうその小さいの要らんでしょ!』とMさん

おー、そうだね。なんかこれでいい気がしてきた
ねM君どう?

『いいです、前より断然良いです♪』

決定!

と言う事で折角加工したパーツは取り外して位置変更で丸く収まりました。

無理だと思って事に望むと無理になってしまうんですね。

何とかしようと言う気持ちが無かったところへアドバイスをくれたMさん、そのチャンスをくれたM君(あー紛らわしい笑)、本当に有難う御座いました。

気にかかっていた事がひとつ無くなって今日はぐっすり眠れます。