ジャンクで全塗装した車、一度統計を取ってみたいと思っていますが数年前に一番多かった全塗装はR32スカイライン。意外とその中でもGTRは少なくタイプMが多かったです。スカイラインは最近すっかり代替わりをしてR34に移行してきたようですが34はあまり売れていないのか全塗装のご用命は少ないですね。

で本日注目はNAのユーノスロードスター!まだまだ街中でも良く見かける車です。手ごろなサイズの2シーターオープン、マツダさん良くぞ作ってくれました(笑)と言うような車ですね、私もユーノスロードスターは大好きな車です♪

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さて、そのNAユーノスロードスターの全塗装に当たっていろいろ他の車と異なる点がありますので今日はちょっと解説してみます。

題してまだまだいけるぜ、NAユーノスロードスター!!

全塗装の際他の車と違うポイントは大きく二つ

では早速、全塗装に際して他の車と違うところその1です

ユーノスロードスターはボンネットがアルミ♪

最近ではアルミパーツは多用されていますがこの年式の国産では珍しかったですね。

”アルミなら軽くていいじゃん、俺のロードスターになにか文句あるの?”

そんな事いわないでまあ聞いてください。

実は我々車の塗装をやっているものにとってアルミはあまりなじみがなく経験が少ない、これが問題点(汗)

アルミのパーツはスチールのパーツより塗装が劣化している事が多いです

こんな風に↓ ↓ ↓ ↓

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それで剥離をしたとします。まずは剥離剤で

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全てをサンディングして落とします

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通常ならここでへこみにパテをつけて平滑にしてサフェーサーを塗ると言う工程を踏んでいるところが多いです。

ところが塗料メーカーがアルミ鋼板対応と謳っているパテ、実はあまり対応できていないのです。これは某塗料メーカーの技術から聞いたので信憑性の高い話です。まあどこからが対応できていてどこからが非対応なのかという定義からあいまいなのでメーカーがうそを言っているわけではないと思いますが、われわれの要求する品質をぶつけた所、そこまでは、、、という事でした。求めすぎなのかなあ、ディーラーの工場でも対応と言う事で取り扱っていますからね。

話し戻って、ではどうするか。全塗装だからというわけではありませんがまずアルミの地肌が出た場合はエポキシプライマーを塗ります。下の写真を見ると、まだ凹みがあるのがわかります。

密着だけを考えればここでパテを入れればよいのですが、パテを研ぐときに周りのプライマーまで削り落としてしまう事になるので、さらにここへサフェーサーを厚めに塗ります。

 

 

 

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そしてようやくパテをつけて再度パテの上にはサフェーサーを塗布します。

おそらく今考えられるアルミ鋼板に対する処理最良の工程です。もちろん違った工程で問題ないという工場さんもあると思うのでよその事をとやかく言うつもりは毛頭ありません。がジャンクはいろいろ失敗を重ね、メーカーにも相談してたどり着いた答えがこの工程です。

結局だから何?と言うとボンネットが劣化していると下地に手間がかかりますよ、また良く理解していない工場ではリスクがありますよ、ということです。

次、全塗装に際して他の車と違うところその2です

ユーノスロードスターはボディーの下半分がチッピング塗装♪

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多分この記事読んでいる皆さんは自分で洗車をするでしょうから、ユーノスロードスターのオーナーならわかっていると思いますがドアパネル等の下半分が写真のような耐チッピング塗装になっています。

この部分に傷があるとこれが又厄介で、部分的に修正しようと思うとその部分だけがつるっとしたりざらっとしたり、、、じゃあ全部塗りなおしたら、なかなかメーカーのような肌になってくれなかったりしますので、全塗装の際にはそのあたりをどう処理するか悩むところです。全部剥がして塗りなおすとなるとかなりの手間になるのでそれなりの金額がかかってきますので、ご用命の際には要相談です。

上記二点は全塗装に限らず傷などがある場合には塗装屋さんとよく相談しておくと良い項目です。

それ以外にもなぜかユーノスロードスターの白で多いのが塗装の剥離

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こんな風に剥がれるのはあまり他の車では見ませんね。

とまあ、いろいろ不具合の解説をしましたが結局素人ではどうすべきかなんてわかりませんから(プロでもわからないことは多いです)信用できるお店に依頼するしかないのです。その判断をするときのお役に立てれば幸いです。

次の全塗装はあなたのロードスターで♪

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